もっと知りたいゴミのこと!「レッツゴー3R」
3Rとは
3つのRは、限りある資源を大切に使って地球にやさしい社会を作るキーワード
- Reduce(リデュース)
資源を節約してごみを減らそう - Reuse(リユース)
繰り返し使おう - Recycle(リサイクル)
資源として再利用しよう
なぜ3Rが必要なのか
大量生産・大量消費・大量廃棄のライフスタイルは、処理しきれないほどの廃棄物を生み出しました。
それにより、ごみ埋立処分場が不足したり、石油などの貴重な資源の枯渇も心配されるなど、さまざまな問題が発生しています。
このような『使い捨て型社会」から脱し、「循環型社会」に変えていくことが必要です。
最初の一歩としてリサイクルが進められてきましたが、それだけでは、資源の枯渇や二酸化炭素の排出を止めることはできません。
だからこそ、いま、3Rに取り組むことが大切なのです。
- 資源の枯渇
- 私たちの暮らしに欠かせない資源には限りがあります。
- 今のままで資源を使い続けると石油は約40年、金は約30年でなくなってしまいます。
- 貴重な資源を大切に使い続けるために3Rが必要です。
- ごみの処分場の不足
家庭から出されるごみを1年分集めると、なんと東京ドーム136個分。このままでは、もうすぐ捨てる場所がなくなってしまうので、皆ができるだけごみを出さずに資源を大切に使う努力をすることが必要。
Reduce(リデュース):資源を無駄使いしないこと
「リデュース」私たちが日々の生活でできること…
- 使えるものは長く使おう。
- 必要ないものは買わないこと。
- 買い物はマイバッグで。・・・・ゴミになるレジ袋は要らない!
【補足】一人が1年間に使うレジ袋は約300枚!皆がレジ袋を断れば年間42万キロリットル、25mプール1200個分の原油が節約できます。
- 買うときは、食べられる分だけ。
- 食べ残しはしない。
- 過剰な包装は断ろう。特別なプレゼントでなければ、普段は簡単な包装で十分。
- 中身を詰め替えられる商品を買おう。
Reuse(リユース):繰り返し使うこと
「リユース」私たちが普段の生活でできること…
1升びんやビールびんなどは、工場で何度でも洗って繰り返し使えます。
洗えば何度も使える食器を使うのもリユースです。
イベントなどで大量に出るゴミもぐんと減らせます。
ほか、マイボトルを持ち歩いたり、マイ箸を使ったりと、身近でできることは色々とあります。
Recycle(リサイクル):資源として再利用する
リデュースやリユースしても出てしまうゴミは、物を作る原料としてまた利用しよう。
リサイクルすることで資源を節約することができます。
1年間で回収されたスチール缶で、東京タワーが200基も建てられるのです。
ペットボトルも細かく砕いて、原料として制服など色々な製品に生まれ変わります。
携帯電話には金や銀、レアメタルなどの貴重な金属が色々使われています。
携帯電話には金鉱石の約50倍、1トン当たり200gも金が含まれています。
(銀は1.2kg、銅は116kg)
こうした金などは回収されて、パソコンやゲーム機などに再利用されています。
私たちが、日々使っているものが要らなくなったらどうすればよいか先ずはリデュース、そしてリユース、それでもゴミとなる場合には資源としてリサイクルしよう!