下の図は、家庭から出る可燃ごみの内訳です
※エコセンター調べ
紙・布類が53.4%、生ごみが22.7%で、そのどちらも資源として活かすことができます。
可燃ゴミには75%もの資源が含まれているのです。
可燃ごみの減量にチャレンジしましょう!
紙の減量
廃棄されるほとんどの紙は、雑がみとして分別すれば資源としてリサイクルできます。
資源としてリサイクルできる雑紙
下記に資源としてリサイクルできる雑紙を掲載しておりますのでご参考に。
パンフレット、カタログ、雑誌
メモ用紙、ノート、コピー紙、カレンダー
トイレットペーパーやラップの芯、葉書・封筒
包装紙、紙箱
台紙、紙袋
雑がみは大きさがバラバラなため束ねにくいので、ご家庭にある紙袋をご利用ください。
ごみ箱の横に紙袋を置き、紙類はごみ箱でなく紙袋に入れていくと便利です。
紙袋に雑がみが一杯になりましたら、紙袋のまま「ふれあいエコプラザ」に出すことができます。
資源として出すことができない紙類
残念ながら次のものは雑がみとして出すことができません。可燃ごみで出してください。
- 防水加工された紙(紙コップ、紙製のカップめんの容器など)
- 感熱紙(レシート、ファックス用紙など)
- カーボン紙、ノンカーボン紙(宅配便の複写伝票など)
- 圧着ハガキ
- 写真
- 臭いの付いている紙(洗剤、線香の箱など)
- シュレッダー(細断)した紙
布類の減量
古着などの布類も分別すれば、資源としてリサイクルされます。
「ふれあいエコプラザ」では、タオルや綿シーツ、毛布、カーテンも古着として受け取ります。
中身の分かるよう透明の袋に入れて持ち込んでください。
ボタン、ファスナーはとる必要はありません。
生ごみの減量
家庭から出るごみの約23%が生ごみです。その生ごみの約60%~80%は水分です。
そんな生ごみも普段の生活の中でほんの少し心がけるだけで、見違えるように減っていきます。いろいろな生活シーンで、生ごみの減量を実践してみましょう。
生ごみ減量「3つの提案」
生ごみを減らすためには、まず「生ごみを出さない工夫」をしましょう
生ごみのもとを減らそう!
まずは、「生ごみ」となる、もとを減らすことが大切ですね。
- 食材を買いすぎない
- 買い物に行く前に冷蔵庫の中を確認。
特売につられて買いすぎない。
- 作り過ぎない
- 食べる分だけつくる。
食べる量を考慮して献立を決める。
食べ残さないこと。
- 食材を使いきる
- 冷蔵庫にあるものから献立を考える。
生ごみはしっかり水切りしよう!
生ごみに含まれる水分は、約60%~80%。
生ごみを処理する時、水分を蒸発させることに多くのエネルギーを消費しています。だから、水切りが効果的で大事!
水分が減ることで、においも防止されます。
生ごみの水分を絞る
手で”ギューッ”と絞ってから捨てましょう!絞ることで、約10%の減量になります。水分を10%減量させることで、多額の経費節減とCO2の発生抑制につながります。
生ごみを濡らさない工夫も!
洗う前に皮むきをすることや、早めに洗って、乾いてから皮むきする。
野菜や果物の皮・芯・クズなどは、シンクの三角コーナーや排水溝の受け皿には捨てず、乾いた調理くず用に入れ物を用意する。
生ごみを堆肥化しよう!
生ごみは”有機資源”へとリサイクルできます。
- 1.EMぼかしによる堆肥化
- 密閉式容器の中に生ごみを入れ、EMぼかし(米ぬかなどに有用微生物群を混ぜた資材)をふりかけ発酵させ、容器一杯になったら中身を土に埋めて発酵分解させます。
- 【こんな方におすすめです!】
生ごみを速く堆肥として使いたい方
生ごみを発酵させた後、生ごみを埋める畑や庭のある方
2.設置型コンポストによる堆肥化
プラスチック製容器には底がなく、生ごみや枯葉が土と触れることで、空気中や土の中の微生物やミミズなどの働きを利用して堆肥化します。【こんな方におすすめです!】庭や畑があり、家庭菜園やガーデニングをしている方枯葉や雑草、小枝が多く出る方家族が多く、生ごみの出る量が多い方
3.ダンボールコンポストによる堆肥化
ダンボール箱に、ピートモスやもみ殻くん炭などの基材を入れたものに生ごみを混ぜて堆肥化します。【こんな方におすすめです!】あまり経費をかけずに、手軽に堆肥を作りたい方台所の近くで使いたい方
詳しくは、「生ごみの堆肥化」のページへ!
ふれあいエコプラザでは、「生ごみ堆肥化講座」を開催しています。
堆肥化にチャレンジしてみようという方は是非ご参加ください。
また相談窓口も開設していますので、お気軽に声をかけてください。